2014-07-29

ゲイリー・ムーア「The Messiah Will Come Again」

男子フィギュアスケート日本代表・羽生結弦クンのソチ五輪ショートプログラムですっかりおなじみとなった感のある楽曲「パリの散歩道」を作曲したことで一部知られるゲイリー・ムーア、
近年亡くなられましたが、
彼こそは、
ギター・クレイジーとあだ名されるほどの「ギターバカ一代」
同じギターバカでも、ジェフベックとは似て非なる、
ベックの場合は神経質で求道者的な仙人Gバカですが、
ゲイリー・ムーアはもっと世俗的で、「クレイジー」といわれるエモーショナル加減がやっぱりミソでしょう。

ハードロックにいったりフュージョンにいったりブルースにいったり、
音楽ジャンルに対してはとにかくあからさまに節操がなかった彼でしたが、
それでも常に観る側から「ゲイリー・ムーア」として違和感なく認識され続けていたのは、
彼の本質的魅力が、その唯一無二のギタープレイにあったことに他ならないからじゃないでしょうかね。

正確なテクニックや激しいマシンガンピッキングもGの代名詞ですが、
やはり最強技は「泣き」のギター。
とにかく、チョーキング&ビブラート一発で聴かせる一音一音の啼きっぷりは、
「テクニック」ではなく「アジ」の領域ですから、
サル真似できる類のモノじゃないんでしょうね。

エモーショナルなギターに顔芸はつきもので、
いわゆる「顔でギターを弾く」(by 野村義男氏)
ってのもGはお手のものです。

ちなみに僕的「顔で弾く三大ギタリス」は
・スティーブ・ヴァイ
・ゲイリー・ムーア
・B.B.キング
(補欠 ジミヘン)


さて、そんな泣きのギター最強のゲイリー・ムーアの名演の中でも、
ひたすら泣きまくり&顔芸しまくりのインストが、
ロイ・ブキャナンのカヴァーである
The Messiah Will Come Again



「アフター・ザ・ウォー」ってアルバムを学生時分に買って「メシア~」を聴いた時の動揺たるや、
せっかくスウィープピッキングを練習していたボクを一時的にチョーキング&ビブラートのサルへと変貌させてしまうものでした。

やっぱ音楽って、聴きようによっては危ないな。


Gary Moore ゲイリームーア / After The War 輸入盤 【CD】

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